全ての人に評価されている
既にどこかのエントリーで書いたかもしれないが、ある本を読んでいて、自分の人生で最も貴重なアドバイスの一つだったなという言葉を思い出したので、書き留めておきたい。
新卒でBCGに入社して1年目が過ぎたあたりで、ある女性の(当時)プロジェクトリーダーが何気なくかけてくれた言葉
社会人として、接するすべての人に評価されていると思って行動するといい。相手がファミマの店員でもタクシーの運転手でも、接するすべての人に自分が評価されていると思って、丁寧に接するといい
この女性と後日タクシーに同乗していた時、運転手が道を間違えて彼女がブチ切れた時には心の中で苦笑せざるを得なかったが、いずれにしても前述のアドバイスは非常に貴重だったと感じている。
青臭く聞こえるかもしれないが、 人と接するときに大切なことは、どんな些細な出会いであろうと(それこそ一瞬のやり取りしかしないファミマの店員と出会っても)その出会いに感謝し、その人に幸せが訪れる事を願う事だ。そういう姿勢で人に接すれば自然と丁寧になり、何より重要なことは、誰からも愛される人になれるという事だ。
あほみたいなことに聞こえるかもしれないが、接する人が次から次への自分のファンや応援団になってくれれば、自分がどんなことをしても成功する確率が高まる。しかし、「この人だけには好かれたい」とか「好かれたい瞬間にだけそういった態度をとる」という事は実質的に不可能なので、日々の行動から変える必要がある。そのために、出会うすべての人に感謝し、丁寧に接するのだ。