わかるブログ

人生の後半に向かっていくにあたり、自分の引き出しの中身を色々書いて一旦空にし、新たに学びを深めていかざるを得ない環境を作ろうと思って始めたブログ

2020-01-01から1ヶ月間の記事一覧

コンサル能力の飛躍

自分のコンサル能力が非連続的に伸びた、と感じた事がある。それは、新卒で入ったBCGを卒業し、しばらく個人事業主やら起業やらを経験した後に入ったマッキンゼーでのことである。 一般的な事業会社やベンチャー、はたまた(弱小ベンチャーで短い期間だが)…

働き方改革

日経プラス10を見ていたら、働き方改革関連法が4月から中小企業にも適用されるという中で、スマートファクトリーが注目されているという特集が組まれていた。製造業における労働生産性を見ると、2000年には日本は世界で1位だったが、今では14位らしい。 「働…

科学の社会実装が最も遅れている領域

E PRONTO 東京大学中央食堂店。東京大学の安田講堂の下あたりにある中央食堂の中二階にあるカフェの正式名称だ。自分が東大の学生だった頃は、ただ中央食堂のメニューが陳列されている味気ない場所だったのだが、いつぞやカフェに改装されたらしく、非常にい…

経営コンサルの「専門性コンプレックス」問題(最終回)

前回までのエントリーで、経営コンサルティングファームで働くコンサルタントがしばしば陥る「専門性コンプレックス」は誤解が原因である事、日本とアメリカではかなり事情が異なる事などを述べた。もう一つ、最後に触れておきたい要素として、業界特異性が…

経営コンサルの「専門性コンプレックス」問題(その2)

前回のエントリーで、経営コンサルティングファームで働くコンサルタントがしばしば陥る「専門性コンプレックス」は誤解が原因である事が多い、といった主旨の事を述べたが、この専門性に関する状況は日本と海外で大きく異なる。「日本対海外」という対比と…

経営コンサルの「専門性コンプレックス」問題(その1)

マッキンゼーやBCGといった、いわゆる経営コンサルティングファームで働くコンサルタントは、しばしば「自分には専門性がないのではないか」という悩みを抱く。新卒入社の場合は、2~3年目あたり(つまり仕事のやり方を覚え、ある程度自分でアクセルを踏んで…

速読

このブログを始めたのは、自分が人生の後半に差し掛かるに際し、人生の前半で起こった色々な事をまとめようと思ったからであるが、この前ある人と話していて、地味に重要な事をエントリーにし忘れていたことに気が付いた。 それは速読についてである。 大学…

バイタリティー

短い感想のようなエントリーになってしまうが、、、、 連日ゴーンさんの国外逃亡が話題になっているが、純粋に「65歳で国外逃亡をはかる」というそのエネルギーがすごいと思う。生に対する執着心というか、向上心というか、自分の正義を貫く信念というか。65…

知識と知恵

年末にExマッキンゼーの岡田祥吾さん(残念ながら直接の面識はない)のツイッターの投稿が炎上しているのを見た。投稿内容は下記のようなものだ: マッキンゼーで学んだのはビジネスの方法でも業界知識でもない。それは学ぶ力だ。一ヶ月間死ぬ気で一つのこと…