わかるブログ

人生の後半に向かっていくにあたり、自分の引き出しの中身を色々書いて一旦空にし、新たに学びを深めていかざるを得ない環境を作ろうと思って始めたブログ

自分の好きなことをやる(後半)

『いつの間にか「好きなことをしていい」時代から、「好きなことをしないと豊かになれない」時代に変わってきている』という見立てが何となく正しそうだ、という事を実感するようになっている

 

「自分の好きな事をやっていく」というのは、しばらく前まで、どちらかというと人の背中を押す、又は勇気づけるコンテキストで使われていた言葉で、「ありのままでいいじゃないか」とか「やりたい事を見つけよう」とか、どこか閉塞感というか息苦しさを打破する意味合いがあったように思う。

 

しかし、最近、何となくそれ違うな、と自分でも感じるようになっていた。なんでだろう、というのは自分の中でもはっきりしていなかったのだが、先日たまたまTwitterで流れてきた下記の記事を見て、少し納得できた。

 

blog.tinect.jp

 

『高度に専門化された社会では、好きなことをして、特定の分野を極めないと、豊かになれない』、、、確かに。

 

そこまで言い切れるかどうかは別として、ベンチャー経営者であっても、「能力やモチベーションの低い凡人はいらないんですよ、一人のスーパースターを採用したいわけで、、、」と言ったり、「あそこのベンダーはダメだ。結局強みが分からない。でもあっちのベンダーはエッジが効いてるから、お金を出す理由が明確」と言ったりしているのを聞くと、「特定分野を極めている」事は今の時代を生き抜くために個人レベルでも大切で、それをするには義務感とかプロフェッショナリズムとか、そういうものではなく、「好き」が根底にないと実現が難しいのだろうな、と感じる。