幸せに生きるために
幸せに生きるためには、2つの行動規則が必須なのではという仮説を持っている
生煮えの雑文である。
何を幸せと感じるか、は人それぞれ大きく違うだろう。なので、「どうやったら幸せになれるのか」という問いには、一見無限の答えがあるような気もする。しかし、自分の周りの幸せそうな人の言動を観察し、また時にヒアリングさせてもらうと、どうやら幸せになるための重要な要素は(少なくとも)2つありそうだ、との結論に自分の中で達している。
一つには、「自分がコントロールできること、と、できないこと、を明確に区別する」事。幸せそうな人は、自分がコントロールできる範囲のことに集中し、自分がコントロールできないことは、「全託」するような感覚を(意識的かは別にして)持っているように思う。例えばそういう人は、子供が自宅の壁にクレヨンでお絵かきしても、まったく怒ったりしない。そもそも子供は自分がコントロールできるものではないと理解しているので、子供の行動にいちいち腹を立てない。ただ、「別の人が部屋を使うことになったら壁が汚れていたら嫌だと思うかもしれない。だから消す方法を一緒に考えようか」と、子供に言ったりするのである。
もう一つは、「とにかくGiveしまくる」事。幸せそうな人は、見返りが何かとか、自分にとってのメリットは、といった事を考える前に、とにかくGiveする傾向にある気がする。とりあえず気前よく協力しておき、別にそのあとに何かを求めたり、あるいはその協力した事実を持ち出して何かを話したりしないのである。そういう人には、本人が求めていないのに、不思議と何らかのリターンがひっきりなしにかえってくるものなのだ。
あくまで自分のObservationであり、本質をついているのかはわからないが、少なくともこの2点を実践していくことで、人生が中長期的に豊かになるような気がしてならないのである。