思考の癖を理解する・変える
特に結論もまとまりもない、駄文である。
思考の癖というのは誰にでも確実に存在し、同時に非常に厄介なものであると感じている。生まれた瞬間は思考の癖はないのかもしれないが、親や兄弟といった密に接する人間を含めた外部環境によって次第に形成され、おそらく10歳くらいまでにその大枠が固まり、残りの人生でひたすら強化されていく、といった具合だと思っている。つまり、歳をとればとるほど、その思考の癖は強固なものとなり、変えることが著しく難しくなる。
とある事情から、この思考の癖を変えるために、最近自分自身が非常に苦労しているのだが、その中で実感していることは、凝り固まった思考の癖を変えるには、思考に着目するのではなく、自分の細かい行動に着目して、行動から変えるとよいということだ。
例えば、以下のような努力をしてみた結果、「待つこと」、「結論を急がない事」が以前よりは少しはできるようになってきた気がするし、少なくとも「待てていない時の自分」を明確に認識することができるようになった:
- 車が来ていないからといって赤信号で渡らない
- エスカレーターを駆け下りたり駆け上がったりしない
- 電車に駆け込まない
- 当日の天気は当日の朝に確認し、前日には見ない
- 動画を見るときは飛ばしてみない
一般的に言われるように、行動を強制的に変える事が確かに自分の思考にも影響を及ぼすのだなと、そこのつながりを人生半ばになってようやく認識し始めている。