わかるブログ

人生の後半に向かっていくにあたり、自分の引き出しの中身を色々書いて一旦空にし、新たに学びを深めていかざるを得ない環境を作ろうと思って始めたブログ

自分へのメモ

自分へのメモのような文章で、わざわざブログに書く必要はないのだが、たまたまなぜか久しぶりに開いたのでここに書いておこう。

 

言われてみれば当たり前のことで、自分もこれまで意識していた事ではあるが、あらためて強く意識せねばいけないと最近思う事があった2点について、である。

 

1点目:

「並外れた成果を出す」という点において、大衆(=マジョリティー)は常に間違っている。常に、である

 

これは至極当たり前のことである。どんなことでもよいのだが、上位3%に入るようなパフォーマンスを出そうと思ったら、残り97%のマジョリティーがとる思考や行動は無視しなければいけない。仮に、大衆の考え方・行動が並外れたパフォーマンスにつながるなら、全員がハイパフォーマーになっているはずであるが、そうなっていない事から自明なように、大衆の考え方・行動をとっていては並外れた何かを成し遂げる事は出来ない。つまり、並外れた成果を出すためには、(大衆から見れば)常に「逆張り」にならざるを得ないのである。

 

 

2点目:

思考とは「思考を止めるため」にするのである 

 

生き物はそもそも思考など極力したくないのである。深い思考をするには非常に多くのエネルギーや時間を使う(実際に生物学的視点で見ても脳は最も多くのエネルギーを消費する臓器である)。それだけのコストを支払うのは、「思考をしなくてもできる」状態を作り出すためにある。そして、30代にもなると人生の95%は「思考をしなくてもできる」状態になっているという分析がある。つまり、毎日殆ど何も考えていない、のだ。

 

この2つを理解した上で、日々をどのように過ごしていくかは、(少なくとも日本のように平和な民主主義国家のもとでは)自分次第、つまり自分に託されているのであって、あとになって責めるとしたら自分しかいないのである。